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サイコパスから見た世界: 「共感能力が欠落した人」がこうして職場を地獄にする
仕事・ビジネス

サイコパスから見た世界: 「共感能力が欠落した人」がこうして職場を地獄にする

著者:デイヴィッド・ギレスピー 発売日:2025.08.06

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あらすじ

本書は、オーストラリアの著述家デイヴィッド・ギレスピーが、職場に潜む「共感能力を持たないサイコパス」たちの実態を解き明かしたノンフィクションです。臨床的なサイコパスだけでなく、私たちの身近な職場に紛れ込み、同僚や部下を巧みに操って組織を蝕む「機能的サイコパス」の存在に焦点を当てています。彼らがどのように人を見極め、ターゲットを選び、心理的に追い詰めていくのか、そのメカニズムを具体的事例とともに解説します。さらに、サイコパスから自分を守るための実践的な対処法や、被害に遭った際の回復方法までを網羅した一冊です。

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こんな人におすすめ

職場の人間関係に深く悩んでいる方、特に「なぜあの上司や同僚は平気で人を傷つけられるのか」と疑問を抱いている方に最適な一冊です。理不尽な攻撃やパワハラを受けて疲弊している会社員、管理職として組織運営に苦慮しているリーダー、人事担当者にも参考になります。また、家族や友人にどこか冷酷な人物がいて違和感を覚えている方、心理学や人間行動学に関心がある方にもおすすめです。自分を責めがちで「悪いのは自分かもしれない」と感じてしまう真面目で共感力の高い人にこそ、ぜひ読んでいただきたい本です。

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肯定的な意見

本書の最大の魅力は、サイコパスという概念を専門的な領域から日常の職場に引き寄せ、誰にでも理解できる形で解説している点です。著者が豊富な事例と研究データを基に論を展開しているため、説得力があり、自分の経験と照らし合わせながら読み進められます。「自分が悪いのではなかった」と気づかせてくれる救済的な側面もあり、被害者の心を軽くしてくれます。また、対処法が具体的で実践的なため、明日から使える知識として役立ちます。組織の問題を個人の性格特性という視点から捉え直す新しい切り口も高く評価されています。

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否定的な意見

本書はサイコパスの危険性を強調するあまり、職場での問題行動をすべて「サイコパスのせい」に帰着させてしまう傾向があるとの指摘もあります。読者によっては、身近な人を安易にサイコパス認定してしまう危険性も孕んでいます。また、著者は心理学の専門家ではないため、学術的な厳密さを求める読者には物足りなく感じられる部分があるかもしれません。海外の事例が中心となっており、日本の職場文化や組織構造とは異なる前提で書かれているため、そのまま日本の状況に当てはめにくい場面もあります。対処法もやや理想論的に感じられる箇所が見られます。

総評

『サイコパスから見た世界』は、職場で説明のつかない苦しみを抱えている人にとって、まさに目から鱗が落ちるような一冊です。共感能力を持たない人間が現実に存在し、彼らがどのように組織を蝕むのかを知ることは、自分自身と大切な人を守るための重要な武器となります。多少の偏りや日本の状況との乖離はあるものの、それを差し引いても得るものは大きい良書です。人間関係の悩みを「自分の問題」として抱え込みがちな方ほど、本書から大きな気づきと解放感を得られるでしょう。一読の価値ある名著です。

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かのんのひとこと

いましたいました、こういう人。それは言わないだろってことを普通に言って人を傷つける。嫌がらせとしか思えないようなことを平気でする。どこの職場でもいるものなんですかね?こういう人がいると周りは疲弊するし、やる気も無くなって組織が崩壊しますよね。実際崩壊しました。

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