あらすじ
本書は、YouTube「リベラルアーツ大学」を運営する両学長が、経済的自由を手に入れるために必要な「お金にまつわる5つの力」を解説した一冊です。その5つとは「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」。固定費の見直しから始まり、副業による収入アップ、投資による資産形成、詐欺やぼったくりからの防衛、そして人生を豊かにするお金の使い方まで、人生で必要となるお金の知識を体系的に網羅しています。改訂版では最新の制度や情報にアップデートされ、図解とイラストを豊富に使い、初心者でも理解しやすい構成となっています。
こんな人におすすめ
お金の知識をこれから身につけたい20代〜30代の社会人に特におすすめです。学校では教えてくれないお金の基本を知りたい人、毎月の支出に不安を感じている人、将来の資産形成に向けて第一歩を踏み出したい人にぴったりです。また、保険や住宅ローン、ふるさと納税、NISAやiDeCoといった制度について「なんとなく」しか理解していない人にも有益です。投資や副業に興味はあるけれど何から始めればよいかわからない初心者、家計を見直したい主婦・主夫層にも読みやすい内容となっています。
肯定的な意見
最大の魅力は、お金に関する幅広いテーマを一冊に凝縮し、しかも初心者にやさしく解説している点です。図解やイラストが豊富で活字が苦手な人でもスラスラ読み進められます。固定費削減や格安SIMへの乗り換えなど、読んだその日から実践できる具体的なアクションが明記されているため、行動に移しやすいのも大きな強みです。また、保険や住宅といった人生の大きな出費について、業界の裏側にも踏み込んで率直に語られており、知らないと損する情報が多数得られます。お金の教科書として手元に置いておきたい一冊です。
否定的な意見
情報量が非常に多いため、それぞれのテーマについては入門レベルにとどまり、深く学びたい人には物足りなく感じられるかもしれません。投資や副業のすでに知識がある中級者以上の読者にとっては、新しい発見が少ない可能性があります。また、著者の主張が断定的に書かれている部分も多く、保険不要論や持ち家か賃貸かといった議論については読者自身のライフスタイルや価値観によって意見が分かれる内容も含まれています。具体的な銘柄選びや確定申告の細かな手続きなど、実務面での詳細はやや弱く、別の専門書で補う必要があるでしょう。
総評
お金の知識ゼロの状態から経済的自由への道筋を示してくれる、まさに「お金の入門書の決定版」と呼ぶにふさわしい一冊です。網羅性と読みやすさのバランスが秀逸で、人生のどのステージにいる人でも何かしらの学びを得られる構成になっています。本書を読んだだけで富裕層になれるわけではありませんが、ここに書かれた基本を着実に実践すれば、将来の家計は確実に好転するはずです。お金で損をしたくない、自分や家族の暮らしを守りたいと考えるすべての人にとって、最初の一歩として最適な良書だと評価できます。
かのんのひとこと
バビロンの大富豪や金持ち父さん貧乏父さんは大まかな考え方ですが、この本は「じゃあどうすればいいの?」が明確にわかります。書いてあることを順番にやっていけば、あら不思議。経済的自由に到達・・・とまではいきませんが、かなり生活が楽になるのを感じるのではないでしょうか。中には実際に経済的自由に到達する人もいるでしょう。否定的な意見に「保険不要論」とありますが、ご本人は保険必要論者であり、人によっては掛け捨て保険は必要だよ、保険の使い所を間違えちゃいけないよ、騙されちゃいけないよと何年も伝えられてますね。
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