あらすじ
著者ロバート・キヨサキが、二人の「父」から受けた対照的なお金の教えを軸に語る人生論です。実の父である高学歴の「貧乏父さん」は安定した職に就くことを勧める一方、親友の父である事業家の「金持ち父さん」は資産を築くことの重要性を説きました。本書では、資産と負債の違い、お金のために働くのではなくお金に働かせる発想、ファイナンシャル・リテラシーの大切さなど、学校では教わらないお金の哲学を分かりやすく解説。改訂版では現代に合わせた内容も加えられ、自由な人生を送るための思考法が示されています。
こんな人におすすめ
お金について漠然とした不安を抱えている20代から40代の会社員に特におすすめです。給料はもらっているのに貯金が増えない、将来のために何か始めたいけれど何をすべきか分からない、という方には大きなヒントになるでしょう。また、起業や投資に興味を持ち始めた初心者、子どもにお金の教育をしたいと考えている親世代にも適しています。日本の学校教育ではお金の知識が十分に得られないため、社会人として基礎的な金融リテラシーを身につけたい人の入門書としても最適な一冊です。
肯定的な意見
本書の最大の魅力は、難解になりがちなお金の話を、二人の父との対話形式で物語のように読み進められる点です。「資産は財布にお金を入れるもの、負債は財布からお金を奪うもの」といった明快な定義は、初心者でもすぐに理解できます。お金に対する固定観念を根本から覆す力強いメッセージは、読者の人生観を変えるほどのインパクトを持っています。世界中で長年読まれ続けるベストセラーであることからも、その普遍的な価値がうかがえ、読後にお金との向き合い方を見直すきっかけを与えてくれる名著です。
否定的な意見
本書はアメリカの不動産市場や税制を前提に書かれているため、日本の読者がそのまま実践するには工夫が必要です。具体的な投資手法やノウハウは抽象的で、実際にどう行動すればよいか迷う読者も少なくありません。著者の主張がやや極端で、サラリーマンや高学歴を否定的に描く表現に違和感を覚える人もいるでしょう。また、繰り返しの記述が多く、本質的なメッセージは数十ページで伝わる内容を膨らませている印象も受けます。本書はあくまで考え方の入口であり、別途実践的な学びが不可欠と言えます。
総評
お金に関する古い価値観を揺さぶり、新たな視点を与えてくれる不朽の名著です。具体的な投資手法を学ぶ本ではなく、お金との付き合い方や経済的自由を目指すマインドセットを養う啓発書として読むのが正解でしょう。資産形成の第一歩として、まず自分の思考を変えたい人に強く推薦できる一冊です。本書をきっかけに自分なりにファイナンシャル・リテラシーを深めていけば、人生の選択肢は確実に広がります。お金について考え始めるすべての人にとって、最初に手に取る価値のある定番書です。
かのんのひとこと
言わずと知れたお金の名著ですね。何年経っても原則は変わりません。シリーズ化されてますが、やはり全ての基本となるこの一冊でしょう。「収入を生む資産を買う」これを本気で実行していけば生活がどんどん楽になっていきます。その昔、借金まみれだった私の人生にも大きな影響を与えてくれました。
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